風の中の羽根(Performance coaching)12月第3週号

#43


私たちがいつも持っているもの...
気まぐれな気持ち
・怠惰な気持ち
・意味のないクセ
・ふとした時の気の緩み
・元に戻りたくても行動ができないとき
・口では他人に言っているのに自分はそのようにできないとき

このような気持ちに陥っていることに気がついたとき、
このような癖をなくすよう心がけるにはどうしたら良いでしょう。
ずっと根をつめて作り上げたものが、ちょっと気を緩めたすきにもとに戻ってしまう、あるいはバラバラになってわからなくなってしまうことがよくあります。
ものごとに集中できていないときにこのようなことがよく起こります。

それがどんなに必要なことであっても、例えば原稿の締め切り、あるいは試験直前であっても、それに集中しなくてはならないのに他の事をしたくなるということもよくあります。
単純なことでもそれに集中すべきなのに、別のほうに気が行ってしまい、その結果行動が遅れてしまった経験をお持ちのかたも多いと思います。

一旦集中を止めた時、またはその中断から再開すると元の状態に戻ることはできますが、時間や効率などのロスが非常に多くなります。
仕事の量が多すぎ思考の中で混乱が起きているのです。

誰でも緊張を緩和させないと
 疲れる
 飽きが来る
 今やっていることとは別の新しいことに魅力を感じる
 忍耐がなくなる
 集中力が欠如する
 モードチェンジが頻繁に起きる

どんなビジネスでも、最初は素晴らしい船出をするものです。
ロマンスも趣味の習い事も全く同じです。

自分の隣に美人・美男で頭がよい人がいて、そちらに集中している間に、反対側にもっと素晴らしい美人・美男が来た時に貴方はどうしますか。
それが美人・美男でなくて魅力のある職業だとしたらどうしますか。
貴方はチャンスを次々と追いかけ、どんどんと移り気になりますか。
それとも両方とも得ようとしますか。出来ますか?
または最初の人に集中できますか。
あなたは新しい誘い、他人の言葉に弱いですか。
ひとつのことに集中することができますか? 

新しい事業を起こしている最中に、新しいことをやろうと決心して始めた事業なのに、それよりも現実の身近なことに気を取られてしまい、そちらに興味が移る。
または緊急なことが入って重要なことを置き去りにする。
他の長期的で難しいことに挑戦をしたけれど、そちらは他の人にまかせっきりにして自分はもっと身近なことに気が行ってしまっている。
だって、それは易しくて、いろいろな進捗がはっきりと目に見えるからです。
会社にとって大切なことは目の前の事、緊急なことではなく、長期的なこと、難しいこと、他人にはできないことを追及するのがInnovator 挑戦者、エキスパートです。
経営者にとって最も大切なことであるのを忘れて、風の中の羽根のようにあちこちと浮気をしてしまいうのはダメです。

一度こちらに気が行くと大変です、今まで話してきたことが現実に起こります。
知らない間に楽しくて、やさしいことの方にギアが入ってしまったのです。
自分がちょっとよそ見をしている間に自分の興味がその方に行ってしまうのです。
まさに二兎を追うものです。
特に新しい事業をやっている時に別なことに気を取られてしまったら大変です。もしその両方ともが大切と自分が思った途端に、集中力、フォーカスしているものが半減するのです。
それは効率を悪くするだけでなくそれに従事している人たちの困惑を招くのです。
特にリーダー、又は社長がそのようなことに陥ったら大変です。

コーチはこのようなときどうしたらよいでしょうか。
誰とどのように話せば良いのでしょう。
社長だけでなく、相手方もそのことに気がついてもらわなければ力関係もあるし、相手が口先だけのこともあるのでコーチの役目は大切です。 もし答えを持っているならば教えてください。

このようなことがこれからは頻繁に起こります。
世界中が次から次へとどんどん変化しているので、あることをきちんとしないと自分の心も揺らいでしまうのです。
そのようにならないためにもコーチがしっかりしていなければなりません。
コーチ自身もそのような大切な経験があったり、失敗をしたりしていないと、コーチ自身が口先だけになってしまうのです。

お互いが気づきを与えるような関係を作り上げることが大切です。

この続きはまた



杉井要一郎

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