1月第3週号 2016年不確実性のこの時代にあなたは集中思考力を何に集中させていますか。

#99 Focus Coaching

あなたが要求されているのは目的探しです。今あなたが集中する課題を見つけるのです。あなたが一番集中すべき最重要の内容を探すのです。


まだ曖昧でぼやっとしていて何を考えたらよいのかが明確に出てきませんか。
それは頭の中を空っぽにして新しい別な何かを入れるスペースを作っているからではありませんか。空っぽにするのも非常に大切です。いらないストレスを吐き出しているからです。そのためのうつろな時間です。 

よく考えて下さい。

自分が現在考えているこの思考法はこの不確実性とどのような関係がありますか。
自分に求められている外からの要求も考え合わせなくてはなりません。きちんと自分に向き合って考えるということは普段はしません。惰性でいっているのです。
外からの要求事項の本質をきちんととらえる方法を考えてみましょう。

次に、今日一日の大切な目標が頭に浮かびましたか。

この激変するグローバル社会で、何か自分で考えるべきことが見つけられたら教えてください。

私どもが言っている拡大志向とか、枠を飛び出すこと Break throughによる Out of the boxの話は目的があるから言っているのです。目的がないと行動のためのゴールもマイルストーンも見つかりません。それらは自分が今まで考えていなくても潜在意識から飛び出してくるものです。または関連して出てくるのです。

この不確実性の時代にはダイバーシティーを理解できないと先に進むことができません。自分の一つの目的を外に広げるからです。

そのグローバルで、ダイバーシティーの世の中にいる私たちは、この混沌とした毎日がグローバルに悲劇を引き起こしている政治経済の中で、そしてこの安泰としている中でこそ、自分のため、そして国のために一番重要なことが関連づけられて考える時間が与えられていると思ってください。

私たちは自分で変化を望んでいますが、周りの環境がものすごいスピードで加速度的に変化していて、人々は、特に日本人はその変化に追いつけないのです。
私たちにとって必要なのは、その変化に追随することではなくもっと先のことに挑戦しなければならないということです。
いまProcrastination 遅延の話をしてもそれは過去のないとの比較です。

私どもが即しなければならないことは未来志向への挑戦と一度そのような内容が考えられたら是非問う行動に移ることです。

この行動は未来への挑戦です。

未来への挑戦をしない限りにおいてはすべては陳腐化、または将来の衰退に陥るでしょう。
是非とも世界中で一番のリーダーになってほしいのです。
そのための挑戦へのFocus, 集中思考を確実なものにしましょう。

人生は毎日幸せに過ごすことが大切で、その限られた時間をいかに有効に使うかを自然に考えているのです。
その幸せな毎日を過ごすとは最初に向かっている目的と途中で見えるゴールに向かって進んでいる状態のことで、それが思うようにいっているかどうかを見ることができるのです。
では今のこの環境下でそのゴールの内容がどんどんと変わっていく状況で自分は何をしているのでしょう。
そのための自分が集中していること探しをするのです。

例えば今日は休日です。仕事に気兼ねなく何でも考えられる一番大切な休養日です。頭を休め、自分の未来、自分らが住んでいる周りの環境をつぶさに観察し、現実視する時です。

それが現在のPresent Stateです

では目をもう少し外に目を向けてみましょう。日本全体、または近隣の国々です。日本を外から見ている国々です。

その近隣の国々との関係の中で、自分達は何に集中Focusしなければならないか。
さらにその両方を見ている国の眼で考えてみましょう。例えばイギリスから見た日本、アメリカから見た日本はどのような思考を持ったリーダーに見えるでしょうか。

私たちは今この時にこそ、このような考えで自分の立ち位置を見つめ、そして何に思考を集中しなければならないかを考えなくてはなりません。
そしてその考えたこと、考えがふっと湧いたことに対して、先ほどの見方をするのです。

そのような思考をしながら自分たちの本当のPresence、あるべき姿などの今考えなければならないことに集中するのです。

これらが思考の変容です。
今までの考え方と違った見方、思考しなければならないのが今日、今なのです。
全ては今日から始まるのです。
そして今日から行動をしなければならないのです。

明日がある、でも明日は常に先のことです。Tomorrow is always a day a way.  こどもMusical Annie でさえも唄っています。

でも大人になるといろいろな思考にバリアが出来るのです、そのバリア(limited belief, subconscious)を取り外す(Unleash)のがこの今なのです。
私たちは大人になってからは自分の知っていることしか信じません。
自分が知らないことが一杯あるということを知らないのです。I do not know what I do not know. または人に話すことをしないのです。それで自分の顕在意識上で安易な選択と決断をするのです。それではその課題問題はあなた一人にすべてがゆだねられていることになります。
全ての大きな決断は、先に述べたような相手、第三の観察者という、Stake holder, 関連者と常に思考をしながら社会脳を働かせ、考えられないような新しい思考・Transformational thinking 変容する内容の思考法に集中しなければなりません。

これらが出来るのが器の大きな人たちなのです。

この休日の間でもいろいろなことがありますが、自分、相手、第三の観察者探しをして今持っている限られた自分の顕在思考の枠を取り外し、全く新しいアイデア、直観が湧くような環境を自分の周りに作りましょう。

この今日という日を是非とも忘れないような日にしてください。そしてこの思考法に少しでも付け加えたいこと、変更したい方がいらっしゃったら是非とも教えてください。
お待ちしています。



杉井要一郎 / 2016年1月第3週号 © All rights Reserved by Gledis Inc.

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