8月第3週号 このままでは日本は危ない・リーダーの学習の遅れ。 学習の陳腐化が起こっている。今からでも遅くない日本のリーダーの本質的な未来型学習。

#132 Life coaching 日本のリーダ

この激変するグローバル環境変化の津波の中で、今の幸せだけ考えてり、平和であることの実の主張を志向していてこれからたった3年後以降の自分らの進むべき道をビジュアライズしないことに何らの疑問も危機感もない自分らがいることを気が付いていますか。


日本人は本当に安全で自由な国、平和な国、自分のことすら考えていない、幸せな国に住んでいるのです。我々はこれを未来のための思考停止状態と呼んでいます。
思考停止という課題を前に話させていただいたことを覚えていらっしゃいますか。
その時にはどうすれば頭の構造の中で思考が起こるかと言う事を訓練するためにお話ししました。

ひとは自分の知らないことを話された時には頭の中でシナプスが新しい創造と今までの限られた信念との間で衝突を起こしていろいろなことを考えているという話です。
思考停止と言う事はこの(シナプスの衝突)Head on corrosion が起こらない状態なのです。

この状態が起こらないと言う事は思考を停止していると言う事で人間特にリーダーにとっては現在よりも先に挑戦しようとか、もっと素晴らしい未来に向けて努力しようとしなくなることをいいます。

今回の思考停止は何も事故に遭って脳がダメになったり、いろいろと考えすぎて脳の働かが止まっているのではありません。
ただ単に平和ボケなのです。あまりに物事が平和なのでストレスもなければ危機感もないのです。これは民族性でしょうか。それとも本当にぼけてしまったのでしょう。全く今は自分の生活のことしか考えていないのです。私が話しているのは戦略的な思考法であり、もちろん戦術的には皆さん毎日物凄い量の思考エネルギーを使われているのです。
これらの環境から目を覚ますようにすることが未来の社会にとって非常に大切なのです。


Life coaching


今までの知識一辺倒の学習を反省し、思考することを学ばないと、日本人はAI(Artificial Intelligence)に簡単に負けてしまいます。
もちろん知識は一番大切です。人間は知識の増加・深化に従って発達段階的に能力を上げているからです。

さらに現実はもっと厳しいのです。多くの方は気がついていないと思いますが、毎日じわじわと収入は減っています。日本は安全で富んでいる国だと思って日本を訪れる外国人のほうが物質的にも精神的にも豊かな国からきているのです。

それは探求心からかも知れませんし、早く日本を追い越そうという学習意欲からかも知れません。ちょうど第二次世界大戦後の日本と同じ状況に置かれているのです。もちろん環境は全く違いますが。

中国、欧米、中南米の人たちが日本に来て毎日楽しんでいるのは日本の古い文化であって決して今の日本の文化、他国より進んでいるIP、モダンな建築物などを楽しんでいるのではありません。

小さな家に住み、(覚えていますか?日本人はウサギ小屋に住んでいると言われていたのを。)密集した狭い範囲での活動を好み、毎晩会社の帰りに一杯飲み屋でその日の出来事を話すことはあっても、三年後にどんな会社にしようとか、人生の在り方、楽しみ方をどうやってすごそうかと言う話をしないのです。NISAでささやかな富をどうやって築くのか、3年後の人生の在り方、90歳になったときにどう楽しく過ごすかということを話せたら、本当に素晴らしい人生を送っていると言えます。

話は変わりますが、あなたが70歳、80歳、90歳になったときにどんな生活があなたを楽しませていますか。Visualizeしてみてください。

80歳、90歳になっても明るく楽しく生活していくためには、次のことを今からルーティンでできるようにしておくことも必要です。


  • 健康で、体が動かせること
  • 運動(体を使うエクササイズ)× 記憶力を鍛える×楽しむ(Positive)× 何名かで楽しむ(チーム、目的=発表会、競技会 )


運動:週に何回か体に良い運動をする。ハードでなくてよい。
頭を使う:例えば記憶力を鍛える

ヨガ、音楽、ダンス、太極拳などは運動と頭を使うことの両方を同時にトレーニングできます。

思考力は将来健康で楽しく過ごすために必要です。そのために今から鍛えておく必要があるのです。

思考力は人に面倒をかけないで長生きするための必須条件です。思考力は50歳、60歳の一番脂がのっているときに始めていなければならないのです。

肉体は20歳を超えると発達が止まりますが、頭の方は使えば使うほど発達してきます。あなたの周囲の60代の人で若々しい人がたくさんいることに気づいていますか。そうでない人は単に今までそのようなことを学んできていなかったのです。


今からでも遅くないリーダーの本質的な未来学習を始めましょう。
5段階で発達している人間の新しい学習法をマスターしましよう。

この5段階をマスターすると、今までには考えられないような思考法が潜在意識の中に定着し、どんな産業に従事しようが、どんな職種になろうがどうして今までこのようなことを知らなかったのかと不思議に思われるのです。
環境が変わったのでそれらのConstructiveな構造のとらえ方が変わったのです。

世界中の環境が激変する中で、自分達だけが変わっていないとするとどうなってしまうのでしょうか。考えただけでも怖くなるでしょう。

思考というのは単にモノを覚えるものではないのです。
物を覚えさらに人が考えないようなことを考えられるようになる思考法を覚えるだけで人間は著しく進化するのです。

私たちExecutive Coachだけが発見した新しい思考法は特に難しいものではなく、今までの思考法の使い物にならないところを削除し、新しいアルゴリズムを取り入れて、今までできなかった考え方を取り入れているのです。

ある人が思い立って思考法を勉強しようとしても非常に時間がかかり、効率的でなく、そのために自分が今どこにいるのかも見失ってしまうでしょう。

人は今までの習慣に従い自分が最もComfortableと思える方法でいろいろな考えを巡らすのが一番効率良いとされてきました。その通りです。自分が一番良いと信じていることを行動することほど自分にとってモチベーションを上げることはないのです。

AIが人間の思考をまねることができるのは人間がその一番簡単な方法を教えたからです。その一番の方法を教えたからAIでも人間と同じ方法で記憶できるようになったのです。それをData Baseという媒体に蓄え、もっと良い方法があればそちらに自動的に置き換える作業もできるシステムを内蔵しているのです。逆にそれらのDeep Learningを人間が取り入れたらどうなるでしょう。

人間は発明・発見するのです。この発明・発見はまだ機械ではできないのです。

ではどのような方法で学習すればよいのでしょう。
まずは必要のないものを省くことです。必要な知識を省くのではなく不必要な手段を省くことです。

私たちが行動に移る際に一番重視していることはその方法が一番良い方法であることです。

なにが大切なのかというとそれは構造です。その構築方法を知っていればあとはいくらでも追加できるのです。その構築方法とはしっかりと土台を作るための設計図のことです。

その設計図がきちんとかけているか、裏づけがあるのか。
そうでなければいくら立派な目標やゴールでもあとから壊されてしまいます。

次にこの目的のコンセプトが必要です。

それらを明確にしているのがこの*「学習の5段階」です。

第一段階:アドヴァンテージ全体を見る目と先取り
第二段階:いらないものを削り、必要ものを取り入れる
第三段階:建設的な構造の構築
第四段階:構造後のアルゴリズムとプロセス・思考力の育成
第五段階:直観

それと同時に今いることろからどうやって脱出できるかが現在から未来にかけて自分が歩んでいく道になるのです。

*「学習の5段階」この思考法を取り入れたい、詳細を知りたいという方は、下記のグレディスのお問い合わせ先のフォームに登録し、「2極化する人間の思考と学習の5段階が欲しい。」とご記入ください。登録していただいたアドレスに詳細をお送りいたします。
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杉井要一郎 / 2016年8月第3週号 © All rights Reserved by Gledis Inc.

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