8月第1週号 決断はできても実行に移すことができる人は稀です。 あなたは実行していますか。 実行できますか。 実行しましたか。

#180

物事を複雑に考える事に長けてなかなか実行に移れなくなる前に、物事を単純にしてすぐ実行できるようにすることを今回は学んで、自分で考えてもらいます。 

皆さんはある程度年を取ると我が強くなるといいます。特に頭の良い今までに多くの人を使ってきたトップの人々にとっての一番の問題は自分はやってきたから他人もできると思っていることです。

またこれまでは実行をするのは自分の会社の部下であったり、役員たちであり、あくまでも自分は行動をしないでよいのだという他人事が自分に住み着いていたので実行はしてこなかったのです。例えば日記をつけることでさえも、ましては自分で他の場所に移ったり、思考を変えるという事まで、いろいろな判断から実行にうつることができなくなっているのです。其れを潜在意識の信念と言います。又はこの場合は潜在能力かもしれません。

One on OneのExecutive Coachingでの質問は個人的な事が多いのです。ビジネスにかけての自分のことです。

コーチが相談員になることがいろいろと出てきます。この場合比喩の話を用いるなどして、クライアントの自発的な思考を働かせるようにするのです。

その多くの課題は自分に対して実行させてくれる、後押しをしてくれる人を探しているのです。でも自分の潜在意識からは離れたくないし、我を通したいのです。

その1

社長ならば組織経営について、特に一番多いのが役員の昇格/降格です。

自分が抱えている経営の複雑課題で決断まで入っているのですが、それをどのように行動に移すかです。
決断は出来てもそれを行動に移せるExecutive は非常に少ないです。決断は出来ても自分では実行できないのです。
大手企業で経験を積んだ素晴らしい人を雇って結局は使い物にならないのはこのあたりです。雇われた人は頭が良くていろいろな課題に対して人を使うことはできるのですが、自分自身でやったことがないのです。ほとんどがマニュアルに従って、Processに従って部下に行動させてCheckをしていただけなのです。

中小企業の社長からこんなに素晴らしい人を雇った、以前は素晴らしい会社の役員でいた人に来てもらったという話をよく聞きます。でもどうして自分の会社に来たら何もできなくなるのでしょうか。

それはHowがわからないからです。
What はよく理解していても、本当のReality Executable, いわゆる実行できる人ではないのです。
大企業病にかかっていて中小企業には必要のない人なのです。このような話は何千と出てきます。もちろん全てではありません。

銀行の人たちを雇うことも多くあります。
企業の内容を知っていて何をすれば良いかを良く知っているからです。でも自分で過去に行動委としてやってきたわけではないのです。でも信用にかけては一人者です。

その2

社長の話で多いのが個人的なこと、特に女性の社長は会社/仕事と結婚のどちらを選ぶかということです。

これらは銀行でも大会社でも全く教えてくれません。
実際に活躍している人は40歳になるまでは仕事に没頭し、毎日が残業、結婚どころではないくらいに仕事に夢中になりますが、40代の半ばを過ぎるとどうしても結婚したくなるのです。でもここでキャリアを中途半端にするのも嫌なのです。
このように考えるきっかけは、今までは自分の人生が65歳、70歳位に思っていたのですが、それが90歳以上まで寿命が伸び、ここにきて“さて自分の人生はどうあるべきか”を真剣に考えだしたからです。

それは周りに70歳を過ぎて何もしない人たちが増え、それを見ていてあと20年以上どのようにして人生を楽しめばよいのかを急に考え出したのです。

寿命が延びて追加になった20年を一人でどう過ごすのかがわからず不安になり、Mateが必要と考えるようになったのです。会社にいればいろいろな人たちと話をしたりコミュニケーションできるのですが、さて一人になったらどうでしょう。Executiveにとって本当に話せる取り巻きが何人いるでしょうか。これらは未来の働き方と同じです。コーチが必要になってきたのです。

その3

本来ならば生き生きと仕事をして、70歳位になったら悠々自適に暮らしていくつもりが、その期間が20年も伸びたのです。

今までそういう人たちが自分の周りにはいなかったのですが、急に増えてきたので真剣に考えるようになったのです。
その人たちは毎日いろいろな勉強をしたり、芸術を学んだり、ゴルフに行ったり、周囲から見たらこんな素晴らしい人生はないと思うでしょう。でもこれも10年も続いたら飽きてきます。また友達もドンドンと減ってきます。体力も気力もただ座っているだけで何もしないでいるとどんどんと落ちてくるのです。

いくら頑張っても自分に対しての価値観が不明確で、モチベーションが湧いてこないのです。無気力ではないのです。でも勢いがないのです。そのような人は顔を見たり、話すとわかりますね。でもそれが必要かどうかは本人次第なのですが、第三者から見るともったいないです。
本当はまだまだ生き甲斐を見つけるチャンスはたくさんあるのです。

その4

何をしたら良いのでしょうか。一人では寂しくなるでしょう。でも50歳を過ぎたら結婚したくても相手がなかなか見つかりません。

新しいお友達を作る方法も知らないのです。
昔からの趣味も結局はお金を払って習っているだけです。
皆さん其れを習い事と言っています。
仕事をしたくてももうどこも雇ってくれません。本当はいくらでも相手はいるのですが、自分のLimited Beliefに陥ってしまうのです。
一度焦りだしたら、このような人はもういてもたってもいられなくなるのです。心配と焦りが一緒になり、でも何も捨てられない状況になるのです。
誰かに相談したくてもできないのです。見栄と自尊心が邪魔をするのです。
両者を両立させるためのアドヴァイスが必要になってくるのです。

その5

同じことが子供を持つ親(両親の面倒を見ている親)とビジネスを続けたい女性に多くある課題としてあります。
仕事はしたいのに、子供/両親から手が離せないのです。ではどちらを選ぶかというと両方とも手放せないのです。

どちらを選ぶか、仕事か家庭か、結婚か仕事か、
社員をやめてもらうか、インセンティブを減らすか、

1.      結婚したい人:女性の場合は子供が欲しい。年齢は40代のはじめから50代の前半まで。
2.      仕事したい人:仕事が面白くて結婚したくないという女性が多いのですが、それが自分の究極の仕事ではなく今楽しいのです。Comfort zone にいるこのMomentをいかに自覚するかです。
3.      仕事と結婚をしたい人
4.      家事をしたい人
5.      仕事があり、家族・両親も含み面倒見たい人
6.      それらを全部やりたいひと、
7.      Priority 順番をつける事
8.      Patience できるもの
9.      何かに置き換えられるもの
10. 失うもの
11.  幸せは無くなること
12.  本当の幸せとは、幸せとはプロセス
13.  自分では考えていない事
14.  本当にそうしたいのか

このようなことを話せるのはコーチ位です。ではコーチは相談員、アドヴァイザーではなくてどうすれば良いのでしょうか。

ライフコーチングはアメリカでは物凄くはやっています。日本でもそうですがこれからは本当にこれらの人々のコーチが出来るようにしたいですね。
ご意見お待ちしています。
特にAI後の仕事の在り方は過去の延長では決してありません。

杉井要一郎 / 2017年8月第1週号 © 2017 Gledis Inc. All rights Reserved.

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