2014年9月第4週号(#31)
遅れた場合の利益損失はコストの何十倍にもなるのを知っていますか?
遅れた場合の利益損失はコストの何十倍にもなるのを知っていますか?
他社との価格比較でどうしても価格が予算内に収まらない、
他社が同じものを安く提供している、我が社のサービスは他社よりも低い等の理由を聞きます。
問題なのは売上げを上げるがために自分から良い条件を社内で取り付けておいて受注する輩が多くいることです。
ではそれらの理由ではなく、納品が遅れた場合の自社の損失、あるいはクライアントの蒙る損失にはどのようなものがあり、それらをどのように算出するかを知っていますか。
それらの損失を取り戻すにはどうしたら良いのでしょう。
3つの法則がありますのでそれらを考えてみましょう。
金額による損失
機会損失
信頼観
これらを細分化してみてください。
それから再び元に戻って、それらが本当であるかどうかのリバースエンジニアリング的な見方やフィードバック、さらにそれらをフィードフォーワードする方法で再度確かめてみましょう。
- 出来ましたか?
- 出来ませんでしたか?
- 話が抽象的すぎますか?
- もっと詳細な説明が必要ですか?
これらについて皆様のご回答を頂ければ幸いです。
これがコーチングの手法だとしたら、
もし自分がクライアントであったらば、
あるいは自分がコーチであったらば、
どんなふうに回答、又は質問の幅を広げますか。
ではまた来週、と言いたいのですが、それではみなさんの頭の中が思考の渦でかき回されただけになってしまうのでヒントを差し上げましょう。
Total
cost of owner は誰になるのでしょうか。
それは顧客でだけではなく自分により多く降りかかってくるのです。
その割合は?
・信用にかかわるコスト (全員)
・名誉 (全員)
・機会損失にかかわるコスト (全員)
・無駄な時間にかかわるコスト (全員)
・お金に関するコスト (全員)
・一回で済むことを何度もやるために無駄な思考が入る (全員)
・その他 (全員)
ではその割合はどちらがどの位でしょうか?
また来週、ごきげんよう。
杉井要一郎
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