#53 Emotional Coaching / Performance Coaching
行動に移れますか。
杉井要一郎 / 2015年3月第1週号 © All rights Reserved by Gledis Inc.
感情×忍耐×スタイル(振る舞い)=器(=プレゼンス=正・負)
あなたの日ごろの言動をこの式にあてはめてみてください。
どのような点数になりますか?
どの部分を強調して対応しますか?
今話題になっていることは自分が一番知っているのに喋らせてくれない、
人の話を我慢して聞いている、
わかりもしないのに得意げに話している。
ムッとする、反論する、かっとなる、批判する
無視する、我慢する、逃げる、卑下する、
相手になる、罵倒する、馬鹿呼ばわりする、無能扱いする...。
嫌だと思う、他からプレッシャーをかけられる、気に食わない、
自分に対して失礼なことをされたとき、
自分の関係者に対して侮辱されたとき
困るようなことを依頼/指示されたとき
相手に誹謗されたとき
人生には嫌なことが数限りなく起こります。
人に裏切られる
自分で間違いを起こしてしまう
感情的に合わない、
身体的に疲れてダウンする、
喧嘩をする、
意見が合わない etc.
良い場合も悪い場合もすべて価値観の相違からきています。
これらの場面であなたはどのように感情的に対処していますか。
全て相手任せ、
いや自分の思い通りに行動する、
喜怒哀楽をはっきりと出す、
全部自分で引き受けしまっておく
我慢、忍耐強くなる....
人間は感情の動物と言われていますがそれではたまりません。
どのように自分自身を楽しく保つのか、
またはどのようにモードチェンジを行うか。
それによりあなたの他人に対する態度も変わるし
相手があなたを見る目も明らかに変わります。
あなたを素晴らしい人とみてくれるのか
感情豊かな人と見てくれるか
素晴らしい人と見られるか、感情的な人と見られるかはあなた次第です。
感情的にはあなたがそれで良いと思えばそれは正しいのです。
あなたがそれでは良くないと思えばそれも正しいのです。
あなたの感情を引き起こす要因があなた自身にあるのか、それとも
あなたの周りの環境に引きずられて判断しているのか。
この2つでは結果が全く違います。
あなたの感情の表現が相手にとって良かったり悪かったりするのは、あなた自身のことだけではなく周りの環境と相手の感情のあり方がよく読めるかどうかによるのです。
人は100人いれば100通りの感情を持っています。
人はそれぞれの人生の中で様々な経験をしてきています。
何かを決断する時もそうですし、その前のいろいろな情報からの選択・マインドセットも感情が大きく影響します。
朝良い気分で家を出ると一日が気持ちよくなり、家族も社員もその日の価値観が変わるくらいに明るく、楽しくそして充実した日を過ごすことができます。
朝起きて今日は気持ちの良い日で、何をするにもうまくいくと思えばうまくいくし、そうでないと思えばそれが態度に出てしまいます。
では、今自分の周りを振り返ってみて、感情は別にしてあるいは感情を踏まえて考えてみてください。どんな良いことが感じられますか。5つ上げましょう。
1. この人(家族)のおかげで素晴らしい一日が始まる。
2. この本、ビデオ、映画、You-Tube は本当に心に残るから皆に勧めたい、感動ものです。
3. この企画は会社の未来の進む道を表している
4. 気持ちの良い朝の空気と食事で情熱が湧いてくる
5. その他 健康、富、人間関係、会社関係等
ご自分を取り巻いている環境、周りの人達、自然のおかげて素晴らしい一日が過ごせると思われることをできるだけ細かくその内容を書いてみましょう。
次にご自分の感情の中でこれらは自分でも避けたいと思うことがあったら5つその詳細を上げてください。
1. 感情のおもむくままの振る舞い、尊大さ
2. 人を羨ましいと思う心、妬み
3. 否定的な気持ち、態度、人の話を聞いていてすぐ否定的になること
4. 被害者意識、馬鹿になりたくない、なれない
5. その他 嘘をついてしまう、欲張り、やる気のなさ
自分のことですよ。
知ることにより自分を素晴らしい世界に連れて行ってくれます。
ぜひ書いてみましょう。
行動に移れますか。
ではまたの機会に詳細を話しましょう。
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