5月第1週号 自分を如何に広げるか、人生には無限の可能性があります

#62 unlimited potential


きょうは、当たり前のことなのですが、大切なことをお話しします。

人は潜在意識の中で固定観念や頑固な信念があり、自分の考え方は限られているという事にまず気がつくことが大切です。

これらは自分の能力と同じで、良い方に働く場合と、逆に働く場合とがあります。

 

安全・快適な環境で甘やかされて育ち、会社に入ってからは年功序列的に昇進して上のマネージメントになり、その間に固定観念、固定的な信念を自分の知らないうちに溜め込んでしまうのです。

これまでの習慣に縛られ、固定された潜在意識の箱の中に自分を閉じ込めているのです。外の世界があまりにも急激に変化しているのを見るにつけ、自分がそんな変化についていけるかどうか不安で怖いのです。

シナジーパートナーに自分の競争相手を選ぶとか、大きな会社が小さい会社にMergeされるといったことは過去には無かったことです。

 

学校に行き始めてから学んだことは、

  •  これはやってはいけません、これは危険です
  •  これはすごく危険です、怪我をします
  •  この環境ではこのくらいまでが現実的です
  •  あなたにはこれが向いています etc.
すべてが外からの意見です。ExtrinsicなPerspectiveです。

 

自分が好きなように生きるためには、人生を楽しく送るためには、

  •  学校で学んだことは全て現実的になりなさい
  •  論理的になりなさい
  •  今を見つめなさい、
  •  実践的になりなさい
ということで、誰もがその箱から飛び出すようなことは言われていませんでした。

しかしかつてはダメだったことが今は当たり前に行動できるようになっているのです。

思考も脳科学的にどのように考えれば良いのかが判明されてきました。
今では自分がこうしたいと思ったことがほとんどできるようになってきている時代です。

自分の考えでロボットが動く時代なのです。
AI,Cognitive というソフトがIT技術に組み込まれているのです。

20歳前後の学生に夢を大きく持ちましょうという課題を与えるのは、変化をもたらし、気づきを与えるためです。40歳代の人と60歳以上の人に同じ夢の課題を出すと、フィードバックの内容が全く違います。
あなたにはお金も、時間も、全て必要なものが備わっているという条件のもとであなたの夢は何ですかと聞かれたら、どのように答えますか。Unlimited Resourceです。

全て同じ条件でも、全く違う答えが返ってきます。
なぜでしょう。

人には信念があります。その中には限られた固定観念というのもあります。限られた固定観念とは、小さい時から現在に至るまでに培ってきた経験、潜在意識上の習慣、考え方です。(Limited Belief)

ここまでが初段の入口です。
考えなければいけない、置いてきぼりにされて孤島に取り残されてしまうという考え方の思考の入口です。

これから行動に入りましょう。
 
杉井要一郎 / 2015年5月第1週号 © All rights Reserved by Gledis Inc.



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