あなたの夢はビジョナリーですか?
ビジョンと夢とでは何が違うのでしょう。
あなたご自身はどちらを多く利用していますか。
そう。ビジョンとは計画が伴った未来展望です。
あなたは夢とビジョンのどちらにより多くの計画をたてていますか。
「夢は夜開く、昼間に見るのが白昼夢」これらは歌に出てくる夢です。
夢がかなうまでやるなんてことは普通の人ができることでしょうか?
できるまでトライし続けるのではなく、できなければ困るのですから、どうしたら良いかというコーチングが必要です。
夢をかなえてもらうにはいろいろな方法があります。
①小さい成功の積み重ねからの発展
オープンな環境で、肯定的な思考でゴールに向かってビジュアライゼーションができれば、その夢はすでに達成されていると思ってください。
あとはマインドを肯定的にして、実行に移す勇気と決断が必要です。
②大きな夢の中には小さな夢がいっぱい詰まっている。
これはハインリッヒの法則と同様、300の小さな夢の中にはそれが積み重なると30の中くらいの夢になるのです。その30の夢の中から大きな3つの夢ができ、それらがあなたの可能性を引き寄せるのです。というよりも夢を持っているとこの夢がチャンスを運んでくるのです。そしてそのチャンスが来た時に逃さないですむようになるのです。
夢が叶うようになる人の思考プロセスを引き寄せの法則と言います。
自分の願望が実現するという思考を持つことにより、幾つもの成功例が目の前に出てくるのでそれを引き寄せの法則と言います。
これらの中でも一番有効なプロセスは
肯定思考です。
アファーメーションです。
例えば持っている願望をゴールとしてみましょう。何が自分の夢、願望ですか。
- 億万長者になりたい、
- ゴルフでシングルHDCPのグループになりたい
- 幸せになりたい、
これらはポジティブに聞こえますが、その背景にはネガティブが垣間見えます。
今お金がないからお金持ちになりたいという願望です。
- 1億円現金で持っている
- お金を十分持っている
- 今現金で5千万円(持ちたい金額)持っている。
というのがPositive なのです。
そして
- そのためには自分はこのように努力している。
- 自分はお金持ちでとても気持ちがよく、皆にいろいろなアドヴァイスをしている。
このようにAppraisal までできて、お金持ちの状況が目の前に浮かんでくれば最高ですね。
あなたの夢はどのような内容が目に浮かびますか。
これらは一種の催眠といえるもので、ぐっすり眠りたいときには自分が一番幸せになっている姿、自分が安心してリラックスしている姿を思い浮かべ、悩みや問題はすべて忘れるようにすればぐっすり眠ることができます。
ビジョン さあこれからがビジョナリーの話です。
あなたは未来展望の話をすることができますか?
計画がありますか?
あるいは計画を作成することができますか?
計画ですから詳細な戦略的な裏付けが必要です。
例えばSWOTによよるコンピテンシーとリソースの課題です。
3年後、5年後に会社をどのように持っていきたい、いや10年後にはこのような会社にしたいのだ。いやもっと先の事もあるでしょう。 短期・中期ビジョン・長期ビジョンの話です。
政治、経済、商業、金融パラダイムが劇的に目まぐるしく変化するグローバル時代です。
あまり先の話を今真剣に計画しても途中で変更を余儀なくされてしまうでしょう。
30年前とは全く違う環境になっているからです。
ではコーチはここで何を話せばよいのでしょう。
皆様はコーチが話すことはビジョンを持っているかどうかではないことはすでにお分かりの事と思います。
このようなパラダイムの変革にむけて対応できる思考回路・思考法を持つようにサポートするのです。
もし今ビジョンを持っているならば、それがこの短長期のパラダイムの変化に対応できるような強固なビジョンなのか、それとも様々な環境の変化により変えざるを得ないようなビジョンなのかを考えましょう。
あなたの現在のビジネスモデルは強固なコンピテンシーを持った内容ですか。毎日の一喜一憂に左右されるような内容ではないと言い切れるならばあなたのビジョンは素晴らしいです。
そしてどのような考えからこのビジョンが生まれたのかをバックトラックして話すことにより、ビジョンの目的がさらにConsistentに強化されるのです。
コーチがビジョンを語れなければいけませんが、それはクライアントに話すことではありません。自分が出来ないことを人に説いても相手は敬意を表してくれません。話す必要はなくても自分でやったことがあるかないかが大切なのです。
ビジュアライズの方が夢よりもVisualize しやすいです。
さあ、言葉でなくても結構です。夢とビジョンを描いてみましょう。
それがどのように違うのかを比べてみるのも面白いですね。
皆様の夢多きビジョンを追求しましょう。
杉井要一郎 / 2016年6月第4週号 © All rights Reserved by Gledis Inc.
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