10月第1週号 Practitioner フィードバックCoaching

#138 Transformational & Practitioners Coaching

コーチ、教師にとって最も大切なことは自分のPerformanceを更新し続けることです。それにはその重要性を知っているトレーナーによる実践コーチングPractitionerを受けることです(TTT Train the trainer for practice)。コーチとしての資質をアップし、自信を維持するために実践的な課題でのFeedback、Feed forwardをすることです。これはコーチングに限ったことではありません。人にものを教える際にはほとんどの場合、自分が最先端を知っていなければならないのです。

実践的なコーチングPractitionerの場で経営を学ぶことは、コーチにとって一番有意義な時間です。
経営者と対等に会話をし、自分が今まで住んでいた狭い世界の枠をさらに大きな世界へと広げていく現実の世界での挑戦です。未来への変革が出来るリーダーになるための実践です。

未来を変える経営リーダーへのStructureとRefreshmentです。

Transformational & Practitioners Coaching

未来は今までの経験と成功に基づいたリーダーシップ経営の延長上(Extension)にはありません。会社ビジネスの寿命は十分の一になっているのです。スマホSmartphoneも市場に出たのはわずか3年前です。創造/想像の夢と現実とのギャップがなくなってしまったのです。

この未来というミステリーな時代に成功し,生き残るためには最低次の5つの大きな変革をしなければなりません。

①    リーダーは未来志向の会社にするために変革目的と明確な情報分析/思考能力を持つこと。思考を巡らせる

②    リーダーは複雑な問題解決、スピード、集中と選択に対応する整理能力(7つの思考等)を持つこと。

③    直観力の育成をすぐにでも始めること。今までのような論理的、システムの上だけにはもう新しい発見はできません。未来の新しいアルゴリズムを考えなければならないのです。コックピット経営(Agility)にするのです。

④    問題志向ではなく未来の問題解決力を養うために決断/選択と集中/実行力をつけること。変革に後ろ向きの役員、考えが古い部長のマインドをPositiveにすることが必須です。(もしかしたらあなたもその筆頭のメンバーです。)誰をこの取締役行き特別チャーター便に搭乗させるかは機長であるあなた自身がそのような思考・行動を持っていなければならないのです。

⑤    グローバル経営を取り入れる。すなわち市場(Market)を広げ、グローバル人材の養成と必要に応じたグローバルなオンデマンド調達システムを資材、人材、教育、マネージメント、資金に取り入れる。そのために、早急に決断と行動がとれる大きな展望と判断力を持った度量の大きな組織にすることです。

ミステリアスな未来を生きるために、新しい思考を学ぶリーダー育成には時間がかかります。今からでも遅くはありません。これらをエグゼクティブコーチのサポートで徹底的に学び、グローバルな競争原理に入り込む機会にするのです。

今を忘れて(取り除いて)将来のための育成をしなければならない時代です。要らない思考と取り除く思考を潜在意識に取り込む訓練をしなければなりません。

Ritual 過去の形式的なコーチングはもう卒業。習慣、儀式だけを学ぶ教育はこれ以上必要ないのです。斬新なRitualとAffirmationを目的とゴールにあわせて作ることです。
さらに実践する際のメンタルタフネスをもっていなければ実効性が無くなります。そのために;

  • トップ自らが、新しい夢を持って経営、ビジョナリー経営に入ること。
  • 効率よい学習と発達段階的な潜在能力を持つ叡智に今入れ替えること。
  • ハイブリッド思考を潜在意識下に備え、多くの直観を研ぎ澄ますこと。

これは頭ではわかっても毎日の研鑽をしないと直観に結び着きません。そのためのFeedback & Feed-forward の訓練が必要です。FFは余程の叡智がありメンターがいなければ社長自ら行うようにします。これにより未来の問題解決を考える余裕ができます。
  • Historyこれまでの歴史の連続からMysteryまだ見たことのない謎の未来への変革/変容を理解する。(Transformation through transit)
  • 直接的経営と間接的な経営を明確にし(グリッド)、カリスマ性と未来思考を導き出す、Servant Leadershipをバランスよく取り入れる
  • 捨てるべきComfortableなぜい肉と思考法、効率よくするための目的を作成し、個人とチームのハイブリッドをクラスター化し、能力の連鎖を起こさせ、斬新な課題にその場ですぐ対応できるようにする。
  • 屋上屋を架す古い経営、ビジネス本から学んだ思考を取り除くこと。
  • Futurology(未来学)。過去の情報と決別し、引き寄せの法則(Goal Grid)と肯定思考を別の角度から学びなおすこと。
  • 個人個人の特徴を生かす分析(ソーシャルスタイルなど)を再始動する。
  • 機械学習に負けないエネルギーを持つために右脳のエネルギーを強く筋肉化してアファーメーションに変える。

ここまでがトランジットへのプロセスです。Practitionerでもここまでできるようになればプロです。

ここから目的を実現するためのTransformation, 挑戦的な変容への目的意識と挑戦的な行動意識に入る大切な段階に入ります。
あなたの意識と行動をセットする大切な時期です。    

それこそが現実的/実践的な味のある
Practitioner coaching for professional leader です.

経営のプロであるあなたは実践に必要な思考法とマインドを実際に経験しただけでなく、未来のための思考・集中・実行をそれらが実践できるコーチから学ばなければならないのです。それは本を読めばよいというのではなく、脳のマッサージにより思考回路をVersionアップするのです。既にV3.0になっているはずです。

それらは今までには及びもつかないスピードで、さらに複雑な思考が必要になっているのです。
そして、様々な思考法を駆使したうえで、今まで使っていなかった直観と新しい直観も大いに利用しなければならないのです。

新思考力×スピード×複雑さ×直観力のversion upです。

これからの世の中の変化はますます加速していきます。
ビジネス自体が昔の十分の一の寿命です。会社がどんどん変わっていけることは素晴らしいです、それなりのAgility スピードをもって変化、変容しているからです。

これに合わせて会社のビジネスを変化させるLeaderも未来に向かって挑戦をし、頭の中が変容していくのです。それらをExecuteするのがPractitioner coachingです。そして自分が変わっていくのです。

ビッグデータ、高速ネットワーク、それに対応できる多様的な思考力とメンタルタフネスを自分のものにしなければ時代に取り残されてしまいます。

これらの実践教育方法は別途お伝えします。今すぐActionを取りたい方は私どものトレーニングに参加ください。
夢と大きなビジョンを持った人生のための挑戦目的ほど経営者を奮い立たせることはありません。さあ行動あるのみです。

あなたの状態は今どうですか。 是非とも感想をいただきたく思います。
自ら考え抜く力、洞察力を身につけましょう。他人の過去の経験による問題志向は既に想像力のエネルギッシュな力で変容されています。

もちろん過去の成功、失敗は必要です。それらを知ったうえでの問題解決志向を学ばなければならないのです。

日本人の95%は問題志向と言われており、とても詳細に準備をします。これらの文化は農耕民族である過去の生活、文化に依存しているからです。
片やスピードと行動を主とする狩猟民族とでは行動規範が違います。

これからのグローバル社会で通用するにはその両方を兼ね備えなければなりません。それがProfessional Executive の誇りです。

今あなたがお持ちの重要課題とそのための思考プロセスを教えてください。

1.未来への挑戦課題
2.エイジレス時代への課題
3.思考力アップ
4.その他

 これらは行動を起こしていますか。それとも問題そのものの定義や優先事項の決定に時間をとられていませんか。それらは誰かほかの人に権限委譲してEmpowermentできるようにさせましょう。

一時も休むことなく考え、目的に向かって選択集中できるExecutiveは幸せです。
そのためにも健康であることは不可欠です。これからのプレッシャーは今までの10倍です。でも成功率も10倍です。失敗率は100倍です。さあどのようにして自分がそうなっているかを考えてみましょう。それがマニフェストのためのアファーメーションです。

杉井要一郎 / 2016年10月第1週号 © All rights Reserved by Gledis Inc.

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