12月第2週号 新しい言葉(意味・定義・コンセプト)を知らないと、あなたはこれからのリーダーとして失格です。それほど世の中は加速度的に急激に変化しているのです。

#148 Executive Coaching の未来思考・基本的な考え方

今までの学問、知識(=皆さんの過去)の上に、未来の学問(スキル・メソッド)への挑戦(チャレンジ)の機会を与えるセミナーが必要です。 


これからの経営に挑戦しなくてはならない人はキャリア開発とは何かを先端のことを知り行っている人のサポートを得つつ考えることです。
年齢にかかわらずこの大変革期には少しでも挑戦しなければすぐ浦島太郎、過去の人になってしまいます。
未来思考の言葉に少しでも触れていただく機会をここに提供します。
IT、IoT、バイオ、心理学、社会学など様々な領域の言葉です。例えばシンギュラリティー、AI・Deep learning、金融のBlock chain等です。

これらの言葉が当たり前に思考の中に入り、トップの人たちと交流し、その雰囲気を楽しみ、自分も触発されてその仲間に入ることができたら、皆さんの未来像はどんなに希望に満ちたものになるでしょう。それらの体験がどんなに興奮し、わくわくするか想像するだけで興奮してきます。

Executive Coachingの未来思考・基本的な考え方

皆さんに必要なことはこれからの人生で一番大切なこと、夢見たことを実現することです。そして夢を見たときにはその時点ですでに現実化への一歩を行っているのだということを知ることです。何らかの方法で思考の中に入りこんでいるからです。その理由はまだ解明されていませんが、その夢に向かって何らかのエネルギーが働いているのです。創造又は夢という言葉にして潜在意識の中に浮かび上がらせるのです。

しかし今までの延長にはそのようなものはありません。これは何度も話した内容ですので、どのようにしたらよいのかを考えられていると思いますが、未来志向といえどもそこには何かの科学的に立証できる原因があるのです。先ほど述べたような言葉は、一部の人にとっては何をいまさらと思うようなものです。すでに10年以上前から話されていたものが急に現実味を帯びてきて取り上げられるようになったのです。というのもスピードがとても速くなったからです。

それには3つの大きな要因があります。

1.      開発スピードが著しく早くなった。IT効率化。
今までの仕事がいかに昔の延長であって効率的にも悪かったということです。これからは3倍速になります。

2.      必要なことが理解され予算が付くようになった
これからの仕事は今までとは違う新しい方法が出てきたことです。知識ではなく、メソドロジーと叡智です。

3.      人間の寿命が著しく伸びたので、熟練者がサポートにまわった。

成功者とそうではない人とはこれからの夢や目標が違い、そのためのメンタルも全く違っています。早く成功者の仲間入りをしなければなりません。


挑戦を恐れる人

  • 失敗のことばかり考える
  • 小さいことに気が回ってしまう
  • 可能性がある目標を作って一生懸命行動しない
  • 大きな目標を作ることが自分ではできない


あなたの今までの生活や家庭での時間の使い方、会社での仕事の仕方などそれらがどのようなものか考えたことがありますか。それらが変わったのです。オープンソースがどんどんと出てきたのです。

世の中には5つの人生の送り方(仕事に対する考え方)があります。これはスタイルの話です。

①   会社には仕事をしに行く。毎日時間内で出来る仕事量をこなして、その対価としての給料をもらう。
②   自分のやりたいことをやり、自分が成長できる仕事に就くために会社に行く。
③   会社が決めた戦略、戦術をこなすために、そのプロセスをきちんとマネージするKPI,KGIをこなす。
④   自分の会社ではないのでお金をできるだけ多く貰い、出世をするために一生懸命働く。
⑤   家族を養うために会社の決めた仕事をしながら未来の仕事ができるように自分を成長させる。チャンスがあればよい仕事に移れるように自分を磨く。

すごい人

給料や現在の仕事に一切とらわれずに、失敗を恐れないで未来に挑戦することを喜んでいる人です。
小さな失敗や給料なんぞは構わない、自分の一生をどのように充実させることが出来るかを考えることは苦痛でない、失敗はだれにでもあることなので自分が何でもできるとは思っていないと考える人です。
新しいことへの挑戦は成功者はだれでも当然と思っているので心配なことはなく毎日が気持ち良く、健康なマインドでPassionとロマンスの継続になります。

このようなチャレンジングですごい人についていく人が増えたことも事実です。ではそうでない人はどうしたら良いでしょうか。

一般の人

他人のことが気になり、自分はその人と同等かそれよりも上になりたいと思って毎日を頑張っている。成果主義と割り切っているが自分から何かを発見したり課題を想定することなくComfort zoneにいながら金が成る木を探している。残業をすることによりお金を多く貰うことを考える。他人の仕事の重箱の端をつつくような仕事の仕方をする。将来どこの子会社に行くのか、退職金がいくらもらえるのかの心配ばかりする。

レベルが低い人の違いは何だと思いますか。

一般よりもレベルの低い人はじぶんの将来について厚生年金が出るのかどうかの心配をしたり、自分の今の給料を多くするために不必要な残業をしたり、他人との比較をして自分が同じ給料でないのを嘆いたり、小さな目的のためにそれも戦術目的のために一生懸命働いている人たちです。そして何か失敗することを恐れてFear小さいことにこだわっている人たちです。

これらの人達の働く姿は同じ生き物に例えると、モルモット、ペット犬、セキセイインコ、動物園にとらわれている野生の動物、水族館の魚、檻の中に入れられて一生を過ごす生き物と同じ部類に入っているのです。

これからは、野生のライオン、シマウマ、自由自在に空を飛び回る渡り鳥、海を自由自在に泳ぎ回るマグロ、カツオ、サケ、そのような姿にならなければなりません。

本当の自然に戻れることができるのか、それが幸せかどうかは別として、、、ではまた来週、別な世界でお会いしましょう。

杉井要一郎 / 2016年12月第2週号 © All rights Reserved by Gledis Inc.

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