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| #163 Change your mind. Change what you think. |
自分のマインドを変えることで（Out of the box）人生が変わるのです。これは今までの人生に新しい人生がSequenceにつながっているのです。
大成功する事業を起こすことも、他人にも楽しんでもらえるような価値ある幸せな人生も構築できるのです。
①
自分で気がついていて楽しいこと
②
自分では気が付かないけれども楽しいこと
①
毎日経営のことばかりを真剣に考えている。どうしたら成功の法則を皆のものにできるか、です。
どのようにしてこのビジネスを成功させることが出来るか、また新しい企画、商品をどのようにしたら将来大きくできるのか。このようなことを考えているだけで楽しくて仕方がないのです。これらは自分の心の中から沸き出るパッションです。アドレナリンが抽出されている状態です。幸せの象徴です。
②
毎日何も考えなくても最高に楽しいことです。楽しいというよりも幸せといった方が良いでしょう。
朝起きると同時に外の空気を吸うために庭に出ます。ちょうど今は木々が芽吹き始めました。ヒヨドリがキャー（私の耳では）と鳴きながら木蓮の花から飛び立ちます。まだ気温は5度くらいでしょう。アヤメの芽がどんどんと出てきて今年も濃い紫の花をつけて皆の目を楽しませてくれるでしょう。アネモネが枯山水の池の中に花をつけました。このように毎朝冷たい空気の中で朝日を浴びてから思考に入ります。私はこの朝の30分を、自分を目覚めさせてくれる時間帯として非常に大切にしています。
音と、風景と、匂い、感覚が一つになって世界を感じる大切な時です。何も考えずに自分のうちに湧き出てくる幸せな無我の境地です。自分の中Inside の感覚です。
庭から戻って紅茶を飲み、机に向かったとたんに背筋がきりっと伸びるのはこれまた自分に対するスタートの合図でしょうか。Outsideの始まりです。潜在意識が呼び起されたのです。
この朝のひと時が、私には顕在的な感覚と潜在的な感覚を楽しむという二つの感覚が融合した楽しい時です。
これからの人の平均寿命（Life expectancy）は100歳を超えてきます。これらの感覚がわかるようにやっとなってきました。ちょうど人生の半分を折り返したのは何年前でしたっけ。新しく自分で会社を始めたのを機に、ここ15年ほど皆さんには人生100歳以上生きるようになるので（Longevity）、自分がやりたいことというよりも、もう一度ゼロから始まると思っていろいろなことに挑戦してください。と言い続けてきました。
そのことを考えるのも非常に楽しいです。どのようにしたら会社を成功させ、立派になったり、有名人になりテレビに出たりするのか、女性ならば美しくなって皆の前でうらやましがられ、皆と楽しく食事をしたり、スポーツをしたりすることが夢の時代もあるでしょう。
でも本当に自分が幸せだと感じる時は、お金とか物ものではなく、先ほど話した朝起きて空気を胸いっぱい吸ったときの健康な気持ちではないでしょうか。これらは目的とかゴールではなく全く無意識のうちに自分が一番人生を感じる時ではないでしょうか。
この寿命が長くなった（Longevity）のですから、これまで50年を過ごしてきた経験とは違う人生を歩んだらどうかと考え始めたのです。今までもいろいろな人に同じことを話していましたが、本当にそのようになる時代が来るとはだれも思っていなかったので、その時になってあわてて考え、結局は過去の延長でいるのです。それも良いでしょう。でもあと30年、40年はまだまだ働けるご自分の人生です。変容しようではありませんか。
これからは幼児期を過ごすことは出来ません。この世界中が大変革を起こし必死に未来を模索しているのと同様に、皆さんもこの先最低30年は今までにない最高の人生を送るにはどのようにしたらよいかを一緒に考えませんか。
二度目の人生の最初の30年は働くときです。そして85歳までシャキッとした現役でいるためにはInside （内なる自分の価値）とOutside（外のための自分・価値）の幸せを感じるように働けばよいのです。
自分は既にいろいろな経験をしているのだから、だれもやったことのない仕事をしようと起業をするのも楽しいでしょう。空想物語を考えられるような発想力を磨くのも楽しいです。 もちろんそのための思考力を上げなければなりませんのでチャレンジ、挑戦するのです。ただ、皆さんのように幸せな人ばかりが世の中にいるわけではありません。自分たちができることで他の人の為に出来ることは何だろうと考えるのも楽しいです。それも相手に気づかれないように。
自分の価値観を見直すのもこの時期です。
自分の思考力、Belief、Esteem自尊心を見直すのもこの時期です。
あなたの持っているのは肯定的、楽観的なマインドだけではないので、否定的な理由や人のせいにする思考を肯定的に変える必要があります。
今まであった何か成功したときには自分がそうさせるために努力をしたのだと考えずに、又、失敗したのを他の理由、他人のせいにしたりすることではなく次回は自分がもっと助けてあげることが出来るのだ、いう夕にです。
あのビジネスモデルで失敗したのは会社のリーダーの出来が悪いからだ、試験に落ちたのは先生がきちんと教えてくれなかったせいだと考えることを考え直すのです。ゴルフでもダンスでも同じです。
幾ら上手くなっても間違えはあるものです、次回はこうしようとすぐにその場で自分の気づきに変更しておくのです。
もう一つ気を付けてほしいのはこのことからわかるように自分の価値観と人と一緒にいる社会的な環境の中で自分を表に出すときです。社会の一員として活躍している人にとっては自分自身の振る舞いはその社会環境になじんでいます。会社の文化、地方の文化、所属している文化等です。人はその社会の文化に非常になじみやすいのです。
ということは自分が所属している、あるいは意識していないけれど常にいるグループ、発達していて肯定的で斬新的な社会的なグループの場合にはそのメンバーであるあなたはどんどんと成功していったり未来のために勉強をするのです。
そのグループは常に多くの人がいるのでもし失敗しそうになったりすると誰かが別のグループと比較をしたりするので修正をしたり、他との比較をして直そうとするのです。特に常識という思考に関しては顕著です。
あなたが自分ひとりだけ、又は小さなグループ／社会に所属し、そのグループが閉鎖的な場合には自分たちが一番だと思ったり、それ以外には何もできないと思っていると、それ以外のことをやりたくてもできない、というかむしろその努力をしようと思わないのです。自分が新しい挑戦をしようとしたときの影響力が社会的にとても強く働くのです。
もちろん大きな社会に属していてとても良い環境でも、突如としてだめになる場合もありますが、大きな会社はビジョン、ガバナンスや関係者の環境をできるだけよくしようと考えていますから、未来は明るくなるのです。しかしこれらもこれからは変わりますので、社会と個人との両方を使い分けて挑戦しなければなりません。親方日の丸でさえも、トップが変わると全く変わってしまいます。
逆に小さい会社は危ないと思うとすぐ全体が見えるので変わることが出来ますが、予算がなかったり、それらに対応できる人材、リーダーが育っていないので、常に変化をするために挑戦をしていかなければ変わろうとしてもできないのが現状です。
でもこれからの時代は変わります。いずれにしても自分、社会が気をつけて先を見るようになりますので、自分の人生も50年一区切り、又は25年ごとに変わること念頭に置いて考えていく必要があります。
Change your mind for the future. これらの思考になれると体が今までの延長ではもう云う事ことを聞かなくなります。 そうなったときにこそ、自分は既に今までと違うのだと気が付いた時です。そして未来に対してのチャレンジ精神が心から芽生えるのです。
さあ、自分で実行してみましょう。いくら内容に納得しても自分で行動を起こさない限りは、成功しません。まずはビジュアライゼーションしましょう。
ビジュアライズできただけですでに５０％肯定的に進行中です。
もし思考力をもっと上げたいと自分で思ったらばこれから自分は本当に進歩、変化すると思ってください。
杉井要一郎
PS：コーチをそんなに簡単に育てることが出来るのか、ハイできます。その人の持っている技量の中で少し上を向いて努力すればあとはコーチング倫理と方法を勉強することにより、その人の努力でその範囲内で上達できます。後は自分の持っている人間の器を広げることです。特にグローバルな環境で仕事をされたり、リーダーをされている方は、言葉の壁が大きいです。日本人は今までの自尊心を捨てて本気で英語に取り込んでいかなければ海外からは誰もついてこなくなります。コミュニケーションは大切です。
杉井要一郎 / 2017年3月第4週号 © 2017 Gledis Inc. All rights Reserved.
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