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あなたは自分の障害が何かを考えたことはありますか。
思想と思考の調和をきちんと取りましょう。
ここ一週間でロンドンで大きなテロが連続して起こっています。ISが声明を出しており、とても危険な状態です。
思想に関してではなく、人間としての倫理観とメンタルの在り方から考えましょう。
なぜ急にそんなことを考えたかというと、人は否定的なことを考え始めるとどんどん迷いの道に迷い込んでいくからです。特に一人でいるときは孤独感から否定的なことを考えるようになり、極端な原因と狭義の道理を考えるようになります。それは自分だけのクローズドの信念から来るからです。
もし皆が未来の幸せのことを考えれば、それは大きな太い希望の道となり、目的が大きくなり、一つのことに集中してチャレンジできるのです。
もし一人でその様なことを考えると自分だけのLimitedな狭義の思想になり、他の人と比べて自分に対して一層自信が無くなるからです。
それではそうならないためにはどうすれば良いのか。全く逆を考えればよいのです。
- 一人にならないで自分が必要となる人と話す
- クローズドではなくオープンマインドになる
- 毎日肯定的なことを考える
- 毎日自分が欲していないことを取り除く など
自分の成功を妨げる何かを取り除くことにより人生が豊かになるとしたら、それを取り除くことで全てが成功に繋がっていくと思いませんか。
一番楽しいことは相手が何かを得て持って帰ってくれる時、何かに気がついてくれた時です。この考えは自分主体ではなく相手主体で、自分に話し相手がいることです。
自分のことも大切だけれど自分以外の人に気づきがあって肯定的になり、夢を持ち、未来の目に見えない何かを追求し始めることができたときにはこちらもワクワクします。この人は何を考えたのだろうかと。この目に見えない答えを毎日考えていたならば絶対にロボット、AIに負けない何かが生まれるでしょう。
「そうか、そのように考える事が自分の目的なのだ。それが未来への希望を与えてくれるのだ」と思った瞬間に、全ての否定的なことを思考の外に放り出してみようという感じになるのです。これからは戦術です。
このようなことを考えるに至ったのは近頃新聞をにぎわしている事件を考えてみたり、AIにこの先どう対処しようかと毎日疑問を投げかけたりして、自分で一生懸命に考えているからです。
新しい何かを発見しましょう。そしてそのための思考力は何かを毎日考えましょう。
抽象的な言葉はいくらでも出てきますが、それは顕在知識からの思いつきにすぎません。思考のぶつかりが必要なのです。
例えば、
- 心配すること
- 恐怖に陥ること
- 危険にさらされていること
- 否定的なことがすぐ頭に浮かぶこと
- 自分にはできないと思う弱い心
- お金がない、もっとあればよいのにと悩むこと
- 病気になること
- 年を取り自分では何もできなくなること
このように書き留めていくと自分でできること/できない事が目に見えるものと、直接目に見えなくて思考の中での出来事に分かれます。
見えることはそれらを見なければよいのです。
思考の中の否定的なことはあまり多くないことがわかります。否定的なことは考えないということです。これらの言葉に封印をし、シールドをかけるのです。
そうすることができる人にお願いがあります。いろいろな分野の人と話をしましょう。そして皆でいろいろな話題を検討しながら話しましょう。
もちろん老人男女、異国の人たちも含んでです。
今の世の中いろいろな問題があります。それらのことを未来に向けた肯定的な会話にもっていくのです。皆で仲良く話し合うのです。
そうすることにより、クローズドの関係からオープンの関係になり、角のある話が軟化されていくのです。
夏目漱石の草枕にある「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される」のとおりです。
日本もいつ災害が起きるかわかりません。もちろんそれに備えることも重要です。ただそれだけでなく、楽しく過ごすためにどのようにすればよいか、を常に頭の中で考えましょう。
<追加>
今日は朝から素晴らしい一日でした。
庭のアヤメが咲き始め、レモンの実が大きく育ちいい香りを放っています。昨夜のタップダンス練習90分しごかれ、足も締まって小さくなってきました。
毎日何かがどこかで起こっている危険で騒がしい世界の中で、じっと自分を見つめる時を作るのです。例えば私にとって朝の60分が、自分を忘れ、雑事を忘れて、庭で草木をじっと眺め、大きく深呼吸をする時間が自分を癒し、自分を見つめなおす時です。どのようなことを思おうと、その中での安らぎです。このひと時がその日のエネルギーを生むのです。
今あなたが幸せなのは、あなたが一年前にそのようになるようにその種を植え付けたのです。
一年後にあなたが幸せになっているのは今日あなたが種をまいているからです。
創造と自分の限界を超えるような思考を持って真剣に未来に挑戦する種をまくことにより、Digital AI と共存できるのです。
あなたのプレゼンスは顔に出ています。全ての物事がTPO、 現在というタイミングと、思考する場所、多くの人たちの理解という機会、を反映した自分のプレゼンスが作られているのが現実であり、この先も成長していきます。
あなたがAIに挑戦しているかは、あなたが今どの位創造のための思考を育てる勉強をし、能力を得る努力をしているかにかかっているのです。
あなたが時計をしているように、もうDigitalから離れて物事を考える事はできません、奇跡、変容でさえもDigitalによって変えられるのです。
あなたのその優しいまなざしと真剣な姿が全ての人に安らぎと信頼を与えてくれています。
Digitalを現実として受け入れ、自分を変容させることに少しの不安もなく深くぐっすりと眠ることにより、明日への希望が湧いてくるでしょう。
そして新しい想像力を蓄えて未来チャンスへの挑戦を始めましょう。
自分の周りの人々に肯定的な影響を与え、無駄な争いをしないよう、愛と寛容とをもって接し、自分だけでなく全ての人々に未來への希望をもたらすことこそがリーダーの使命です。
Tomorrow is always a day away. (ミュージカルAnny より)
今日の行動の始まりがあなたにとって一番幸せな一日になりますように。
杉井要一郎 / 2017年6月第1週号 © 2017 Gledis Inc. All rights Reserved.
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