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| #126 ハイエンド・コーチング/キャリア開発コーチング |
High-endなクライアントにはHigh-endなコーチが必要です。ではHigh-endなクライアントとはどんなクライアントでしょう。
ハイエンド・コーチング
インターネットの時代にあなたの現在および未来に対する存在Presenceはどのようにしてアピールしていますか。
キャリア開発コーチング
High-endなコーチは何を提供できるのでしょう。
時代の先端を行くキャリアの人々の先を照らすような話をクライアントと一緒にすることです。
この場合のHigh-endとは何も高級とか、ものすごくずば抜けているとか、難しい問題というのではなく、その時のパラダイムに最適な／フィットしている人生、仕事のその先、次への準備、ビジョンを考えていることをいいます。
インターネット時代の空気を読む、空気を食べる、空気に飲まれる、空気を創る、行間を読む、裏の空気を読む等、これらのこととあなたがフィットしていることをいうのです。
High-endなエグゼクティブコーチはHigh-endな人生・仕事のキャリア開発が出来るのです。
あなたのプレゼンスは空気（パラダイム）のSeasoning, Recipe, Ingredient と調合できていますか。
これは空気とインターネットとあなたとのマリアージュ（食事に合うおいしいワインを選ぶ事＝チャレンジングな仕事）です。
空気に様々なあなたの可能性を混ぜ合わせ、あらゆる調理方法を駆使し、おいしく且つ楽しめる人生のワインを探してレシピをつくりあげるという計画を今から練ることにより、あなたの未来人生を素晴らしいものに創造するのです。これこそが人生の求めているチャレンジ・レシピ（キャリア開発）でキャリア開発なのです。
あなたはコーチとしてこれ以上の配慮をすることで、相手に未来の計画をもたらし、行動に移させることができるのです。これこそ気づきの価値なのです。
ここに出てくる“ビジョン”が、あなたの本当の思考に即した拡大された価値観になります。インターネットパラダイムにあったビジョンこそ、それが何時しか同じ土壌の中にある行動の種（Seeds）を芽生えさす発達段階的な価値観になるのです。
あなたのブランド・価値を第三者はどのように感じることができますか。今までの大掛かりに作られたブランディングとは変わってきているはずです。
あなたの価値観は自分で考えるのではありません。いくらあなたが自分を売り込もうとしても、クライアントが自分で感じてくれなければ、それは単に自分勝手な思い込みにすぎないのです。（自尊心に似たものです。）
TPO（Time、Place、Opportunity の和製英語 ）、その場の雰囲気を読むことをあなたはできますか。相手がその場のあなたの雰囲気を読んで感じる何かを表現してくれていますか。
もしあなたが持っているコア・コンピタンスと第三者が受け取るあなたの価値観が同じ意味合いならばそれはとても素晴らしい事です。あなたは既にそのようにネット上で認められているからです。
あなたが話していることがキチンとしている証拠です。
あなたは人前で話をする際にはキチンとした文章になるように、頭の中で潜在的に整理して話しているからです。
相手が気持ちよく話を聞いてくれる雰囲気に取り入れてくれているのです。
これこそが今日お話しするあなたのプレゼンス、自然のブランドであり、あなたの表面に見える価値観なのです。
さてここまでが現在のあなたが醸し出すPresence です。
あなたのブランドは、何か書きものにして出すものでもないし、映像にして出すものでもないのです。それらは広告であり、本物のあなたの未来の価値観とブランドは、あなたには見えず他人にしか見えないものなのです。
もしそれらを価値観というならばあなたには見えないあなたの本当の価値観があるのです。それは倫理観に匹敵するものです。
口で言う必要がない、相手が感じてくれるこの価値観が出せるようになった時があなたの本物の価値・魅力が出ているのです。それこそが未来のあなたのブランディングなのです。
ここからはあなたが醸し出す自分では知らない自分の価値観をどのようにして大きくしていくことが出来るか、本物のあなたの見えない価値探しです。
あなたの全ての資質（Qualification）と可能性（Potential Competence） がなければそのようなものは出てきません。それらは長年のうちに発達段階的に成長していろいろな引出しにため込まれているものです。
それらは表面的には見えていませんが、自分を演出することにより、未来の可能性、チャンスをつかむような価値観の創造を表出するのです。ではどうしたら良いでしょう。
あなたは直近で自分のビジョン（未来展望）を誰かと語り合ったことがありますか。
過去のビジョンとは違うはずです。時代（パラダイム）が進んでいるからそれらを感じ取って流れをつかみ、その流れに乗ることです。
夢でも良いのです。
前にもお話ししたように、中長期のビジョンでもあなたはある程度の計画を出すことができるはずです。夢はなかなか計画になってくれませんがビジョンは何らかの過去の資質をもとにして、未来思考のアルゴリズムを考えるのです。それがあなたの仕組みでもあり、コンセプトでもあるのです。
ですから大きなビジョンを持っており、あなたが心から思っているものならば、あなた自身の潜在的な資質から出ているのです。それを発散するような自分の未来像を作ることが必要なのです。それは今必要ないかもしれませんが将来にはそうなっているのです。
それがあなたの未来に向けてのたくさんの小さな価値観の始まりなのです。
これらの話は今までの紙媒体と全く違ってきています。コーチは、（コーチでなくとも誰でも）それらを探す手伝いをすることにより、コーチ自身も自分のビジョンを多分に変更していくでしょう。それが時代のパラダイム・先行きなのです。
自分自身を見つめるPresence、そして時代・パラダイムに沿ったビジョン、それらをこのITIoT上にいつでもどこでもどこからでもVisualize するだけでなく、文字でない想像させる価値観とともに醸し出す雰囲気をサポートしてくれるのです。
それが現在のあなたPresent Stateであり、その先に、自分が求めているものDesired Stateがあるのです。ここまでくればあなたが求めている自分のキャリア開発の一部が見えてきませんか。
もう一度あなたが本当に未来に求めているDesired Stateをビジュアライズさせるために、10年先の思い、喜び、大切なあなたの人生と地図を思いっきり頭で考え、いつ変わってもよいのでフレキシブルに対応できる、スコープがスケーラブルな思考をぶつけあうのです。
エグゼクティブコーチはあなたにスケーラブルなキャリア開発を直接教えることはありません。しかしコーチは人生にとっての仕事、本当のキャリア開発できるような経験と未来思考を考えさせることにより、人生を豊かにする経験者でもあります。（仕事・人生・健康・マインド）
このあなたのPresence地図作りは皆でブレインストーミングをすることにより、顕在意識にでてくることもあります。
目に見えないものの中に回答が隠れているのです。それはサイズではないし、お金の価値でもありません。
毎日の思考法をマスターすることにより、あなたのStateが自然と外に出てくるのです。
そのためには未来に向けての思考法をもっと増やすように考え、行動に移すのです。
コーチングは座学ではありません。行動が伴わないところ、結果を求めないところには成果はありません。たとえそれが抽象的で明確なものでなくてもです。
難しいことに挑戦してください。自分の手の届く所よりもう一つ上に進もうとしてください。コーチが背中を押してくれる際には挑戦してください。絶対にそれはできないと思っていないからです。
もし失敗して、途中でストップしても絶対に後悔することはありません。
あなたの挑戦はいつの日か芽を出してきます。そして新しい自分の思考能力が成長していることに気がつくでしょう。
知っていますか。
あなたは期待されているのです。
エグゼクティブコーチとして。
杉井要一郎 / 2016年7月第2週号 © All rights Reserved by Gledis Inc.
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